文治師匠は一席目「笠碁」、二席目に「平林」(なぜかultraranking.comへ飛ばされるので、「噺の穴」が見えたらすぐに「読込中止」を、間に合わなければarchiveから)、どちらも30分に及ぶ熱演。師匠は無声の仕草が絶妙なので、これはCDでは分からない。ぜひとも寄席へ。
滝川鯉丸さんは鯉昇師匠のお弟子さん。この日は夜に第3回「鯉丸らくごフル」があるのに来ていただいた。一席目が「寄合酒」、二席目は「狸札」。枕で「このあと渋谷に来ていただきますと、同じ噺が聞けます」とくすぐる。
前2列は座布団、後ろは椅子席で地階は満席となりました。
「祝なにわ亭創業四十周年記念 十一代桂文治独演会」は橘左近さんに揮毫いただきました。
懇親会では恒例の色紙争奪戦。今回は特別に手拭いもご提供いただきました。
あいにくの雨模様とはなりましたが、お客様にはとても喜んでいただけ、よい記念の会となりました。文治師匠ならびに鯉丸さんに厚く御礼申し上げます。また橘左近さんには思いもかけぬ贈り物を頂戴しました。最後になりましたが、芝落語会幹事の青木修さんなしには今日の「なにわ亭落語会」はありません。第1回以来のご尽力に改めて感謝申し上げます。